ネコさんのエピソード
「私とネコの出会い」
たくさんの方からいただいたエピソードの中で、
最後まで審査員賞の選考に残ったエピソードを何件かご紹介させていただきます。
retyu様よりいただいた、コミカルなエピソードをどうぞ！
「真夜中の攻防戦」
あれは忘れもしない８月８日
１０Ｆマンションの自室で私はのほほんテレビを見ていました
夜８時ぐらいからかな
あれー？外で 猫のこが鳴いている。
どこでないている？
ポン（先住猫）２号か？
いや ばかな、情がわくといけないからね
ポンがいるのだから飼えるわけもない
気にしちゃいけない 気にしない
でも 随分ないてるなあ。
声かれちゃうよ。だいじょうぶかなあ。
声聞こえると 気になっちゃう キーーー
テレビのボリュームＵＰ！！！！！
だめだ でも 聞こえる
じゃあ もう 早寝するしかないね！！！！
というわけで テレビ途中で
布団かぶって 寝てしまいました。（聞こえない聞こえない）
すると。真夜中２時 唐突に
ニャーニャーニャーニャー
ニャーーーーーニャーーーーーニャーーーーーー
・・・・・・なんだ この大絶叫は。
なにかあったのか？子猫
いや でも私は 気にしない気にしない。。。って
ええええええええええーーーーーーー！！！！！！！
私の部屋の窓の外のベランダに猫の姿が！！！！！
おばけーーーーえ（な、わけはなく）
そこにイターーーーー！！！？？？
まじで？？？？？
※注 ここは マンションの１０Ｆです。
どこから 来たのか わからないけど
子猫が そこに いるのは 現実。きじしろつぶらな瞳
うっそでしょ・・・・ぉ・・・・・。（めまい）
気をとりなおして（ないけど）
１０Ｆは 危ない 絶対やばい。
ので とりあえず、捕まえようとしたら、
逃げた。 ポーンと１ｍちょいの柵と飛び越え
私の部屋のベランダから
ほんのすこしの樋沿いをすぬけて
隣の部屋（リビング）のベランダへ逃げた。
まさにサーカスの綱渡りかって状態
わーん だから ここ１０Ｆだって。
危ないよぉぉ
どうする？どうなる？
夜なんで明かりもない。まっ暗だ。
猫確認できるか。しかも あんなに おびえてる野良のこ。
今追いかけるのは 逆効果だ。
でも あれだけ 泣いてるのは
怖いのもあるだろうけど
おなか すいてるのかな？
リビングのベランダをそっとあけ
ポンのネコ缶を ひとつ・・・そっと置く・・・。
あとは 朝だな。朝どうするかだな。
しかし 先住のポンは 大激怒
シャーーーーーッって
だし、とほほです。。
そんなこんなで もう 寝てる場合じゃない
どう捕獲するのか・
子猫のことを考えていたら朝になってしまった。
４時 明るくなってきたことだし、
改めて姿確認。
やっぱりいるー 夢じゃにゃーい(T_T)
うちのリビングのベランダは もう角で
次の部屋（逃げ場）はない。
だけど、おびえたら もしかしえ
飛び出して 下に落っこちてしまうかもしれない。
落っことすわけには
いけないんだけど、
じゃあ どうやって？！
と 悶々と 考えてたら ふと目をはなした隙に
子猫、姿消えました （えええええ）
どこに行ったのかは その時は わかりませんでした。
１０Ｆの上 屋上へは 階段もないんだから
逃げられるわけはない。
あとは・・・・下？（地面） （怖いよぉぉぉぉ）
猫元気でいるといいんだけど(T_T)
そんな思いで寝不足でよれよれでしたが
会社へ行きました。
道行くひとに「あのうちの前、
子猫の死体落ちてませんでしたよねえ・・・（聞けないし）」
と、こんな感じがチコと私の出会いです。
チコはベランダの排水溝だったり
プランターの陰に 野良のこらしく、
人間から見つからないように
上手にかくれてたようです。
しばらくの間真夜中になるとマンション下にいる
公園の母猫らしき猫と呼び合って
とてもかわいそうでした。
驚かせて飛び降り事故が怖いので
無理に近づくことはせず
水を置き餌をあげつつ
ベランダで過１週間過ごし
お借りした捕獲器で捕獲
半年のケージ生活を経て、
うちの家猫となりました。
しかし、あの夏は暑かった。
マンションの屋上から落っこちてしまったのに無傷だったことや
灼熱のベランダで脱水にもならず
本当に運のいい猫だなーと思ってます。
今はこんな感じでリラックスです。
先住のポンタもうちのこになるまでは津々浦々でしたが
チコのほうがインパクトありますね
空からふってきたのですから（笑）
とってもインパクトのあるチコちゃんとの出会い。
チコちゃんもきっと、「ここなら幸せになれる！」ってわかってて
retyu様にアピールしたのでしょうね♪
幸せのあまり仰向けに寝るチコちゃんの写真にも癒されます（＾＾）
retyu様、可愛いエピソードをありがとうございました。
