今から13年前の2000年。
ラスベガスに住んでいたコルソ夫妻の愛猫、バンディッドが行方不明になりました。
夫妻はバンディッドの帰りを待っていましたが、彼の行方はようとして知れませんでした。
それから13年、ラスベガスからサンディエゴに引っ越した夫妻は
数多くの動物たちと暮らしましたが、バンディッドのことを忘れたことはありませんでした。
そんなある日。
夫妻の元に1本の電話がかかってきます。
電話の主は、ラスベガスに住む獣医でした。
「バンディッドをお探しではないですか?」
「なんだって?バンディッドって、誰のことだい?」
衝撃のあまり、あわてふためく夫妻。
それもそのはず。
13年間も行方不明になっていたバンディッドが発見されるなんて、
夢にも思っていなかったのです。
13年ぶりに見つかったバンディッドは、とある男性に保護され、
獣医によって彼に埋め込まれたマイクロチップが調べられ、
コルソ夫妻の飼い猫であることが判明、彼らに連絡されたのでした。
夫妻は急ぎラスベガスに向かい、
バンディッドと13年ぶりの対面を果たしました。
13年間行方不明になっていたバンディッドは、15歳になっていましたが、夫妻の記憶にある姿そのままでした。
13年間放浪の旅に出ていたバンディッド。
今ではサンディエゴのコルソ夫妻のもとで幸せな毎日を過ごしています。
13年間、何してたの?
(ネコゾンズ:林)